看護業務

2019-08-06

こんにちは。
あんこです。
看護業務は、朝の申し送りから始まり、患者さんの状態を把握し、
薬剤投与の根拠を考え、何を優先して管理していくのか、患者さんにとっての重大なリスクは何か。
日々、刻々と変化する状態を観察・把握しながら優先順位を考え、看護を行っていくプレッシャーは大きいですよね。
そして、処置やバイタルなども行い、時間と業務に追われます。
仕事をしている間にも、次に何をするのか、常に頭で考えています。
作業が終わってから考えていると時間のロスになります。
業務が次から次へと待っているため、
例えば、靴ひもを結ぶ時間、ペンのインク切れでインク替えの時間さえ、惜しく思います。
仕事を円滑に進めるためにも、日々、仕事をする状況を(小さなことでも)整えていくことは大切ですね。
看護業務は何故、そんなに忙しいのか。
それは、小さなミスでも患者さんの命に直結することもあるからです。
投薬、処置、観察事項の欠落、リスク管理の欠如などがありますね。
業務においてリスク管理する上で大切なのは、一人で判断しないことだと考えています。
看護は正解がない、その時その時で判断出来ない事が沢山あります。
この状況は、医師も同じだと思います。
経験、知識、専門度合いによっても、人によって見解が様々であり、レベルも異なります。
このような医療従事者が一つの職場に集まり働いています。
そのため、一人の判断で物事をみるとリスクと責任が伴います。
傷一つでも、不安な場合は、必ず他の看護師や医師も、その事例に巻き込むようにしています。
それは、患者さんの為でもあり、自分の為でもあります。
以前、小さな傷の周りがほんの少しですがプクっと腫れているという印象があり、
転倒の直後に見つけたため、打ち身だと判断しました。
発赤(−)、圧痛(−)、腫脹(±)、歩行OK、熱発(−)。
いつもと変わらない様子だった為、
湿布での対応で様子見をしました。
しかし、その一週間後、色が赤紫になっており、かなり色が悪い状態になっていました。
驚き、他の看護師にも一緒にみてもらい、骨折か蜂窩織炎を疑いました。
かなり熱感があったのです。
実際、私がみた小さな腫脹が既に感染を起こしていたのかは定かではありませんが、
他の看護師にもみてもらえば良かったと後悔もしました。
患者の足の状態悪化を防げていたのかもしれないのです。
ただ、時間や業務に追われているとサインが見逃されてしまう事も多々あります。
全てを完璧にリスク管理する事は不可能だと思いますが、リスク管理の認識を高めることは出来ると思います。
看護業務は、チームでの連携プレーが大切です。
小さなことでも情報共有を行い、一人一人がその情報に基づいて、看護を行う。
一緒に働く職員が顕著にコミュニケーションを乱す人がいれば、相当なストレスになるのです。
私が新卒で入った病棟では、評判の良くない、ある先輩看護師がいました。
その方は、かなりのベテランでしたが、使用する言葉が汚く、口調も強いのでとても威圧感があり、感じが悪い印象がありました。
私より一年上の先輩に対して、
「○○やっとけよ!」
「○○って言ってんだろ!」と他の職員のいる前で平気で言う人でした。
看護実習の際、感じの悪い看護師と沢山出会いましたが、
この方は誰よりも威圧的で品格も何もない人だな。。と感じました。
もちろん、私にも威圧的な態度での申し送りもありました。
私自信、社会人になってから看護師になったので、一般企業ではあり得ない口調や態度に驚きました。
とても失礼ですが、
精神疾患に罹患しているのではないか、
この人の人生において何かネガティブな背景・事情があったのではないか。
人格形成において、心が満たされない慢性的に欲求不満な人生を歩んできたのではないか。などを疑う程でした。
このような人と働く環境に慣れてしまうのが、自分にとってとても脅威でした。
この環境に慣れてしまったら、社会人として、看護師として良くないだろう。
いやいや・・・看護師の前に、一人の人間としてこのような医療人になりたくないと強く思いました。
ある日、更衣室で会った際、その看護師の方が私に話しかけてきました。
「どこに住んでるの?」など、雑談が始まり、その後、想像通りの展開でした。
・私は、両親がいなくて、おばあちゃんに育てられたの。
・自殺も考えたことあるし、何度もリストカットもしたことあるよ。
その時は、やっぱり!と思いましたが、同時に辛い時間も沢山あっただろうな。と思いました。
その方は准看護師から始め、その後経験を積み、正看護師になられたようです。
看護業務をシェアする中で、
看護師も一人の人間として、患者さん同様、様々な人生背景が感じられました。