看護実習。看護目標の立て方。(1週目:情報収集〜行動計画)

2019-08-06

こんにちは。
看護師あんこです。
看護学生時代の事を記載していきたいと思います。
看護実習で、毎朝行われる行動計画発表は、毎日の緊張でした。
何故なら、看護師と教員に挟まれ、その日の計画をじっくり聞かれます。
根拠・注意点がなければ、突っ込まれるのです。
何故、その援助を入れたのか?
根拠は?
何に気をつけるの?
これで患者さんは苦痛じゃないの?
安楽は保てるの?
患者さんに必要なことなの? などなど、、
今、現在、自分が現役看護師として働いてみると、素人野学生に患者の援助をさせるという点では、
リスクも伴う事もあるので、教員や看護師の指導者さんが厳しく聞く事も当然だと分かります。
怪我や転倒などをすれば、訴訟問題ともなりうる。
現在は病院ではなく、ナース個人に訴えを起こされるケースもありますね。
しかし、
学生さんは、学校や病院から守られるので安心して頂きたいのですが、
病院側や学校側はそのリスクを抱えながら学生を指導しています。 
厳しくなる要因は、教育ももちろんですが、責任問題が大きく関わる世界。
だからこそ、実習は厳しい指導の中、行なわれます。
 
ここを理解しておくと、
病院と教員側の立場を考えながら、自然と注意点も考慮して計画を考えられると思います。
表題の件に戻りますが、
日々の行動目標は、実習の進み具合の指針となります。
つまり、学校で配布される到達目標におおよそ相当しますね。
例えば↓
①1週目 情報収集
②2週目 患者の看護計画・援助
③3〜4週目 (実習終わりに向けて)患者の今後の生活について必要な支援を考える
①は情報収集
1日目はオリエンテーションで病棟内を回ったり、物品確認を行なう。
1日目から持ち受け患者を割り振られないことも多く、実習時間も短い為、
初日の目標は、
病棟内の施設・特徴・必要物品を知り、援助に生かすことが出来る。
などで良いと思います。
1週目はとにかく情報収集をする。とても大切です。
情報がないと、方向性、問題点、援助方法など何も根拠が生まれません。
 
1日目の病棟内の情報収集も侮れません。
以下全て、実習を円滑に行なうべく情報となります。
2日目から何処で何時に教員と待ち合わせをして病棟に入るのか。
待ち合わせ場所にいくルート確認。
エレベーターは基本的に使用NGのはずだが、確認要です。
病棟見学をして学校から持参すべき必要物品はあるか。
清拭などで熱湯を使用する際、どこの蛇口を使用するのか。
学生が使用して良い物品は何処に置いてあるのか。
学生の荷物の場所、待機場所はどこなのか。
荷物置き場のキャパによって、血圧計やステートなど何台もってくるべきか。
電子カルテはどこで何台使用して良いのか。
コピー機は使用出来るのか。
当日の指導者は何処で確認するのか。
何時から申し送りが始まるのか。
申し送りはどのように参加すべきか。
申し送りの際、どのような情報を発表すべきか。
学生はどこに立っていれば良いのか。
待機場所(部屋)はあるのか。など、
細かいことでも良いので気になったことは教員に聞いておいた方が良いです。
そして重要なことは、患者情報は個人情報となり、マル秘情報となる。
私の実習では、記録用紙に名前は書かず、A氏、B氏。。。と、
実習生にアルファベットを振り分けました。
記録上、個人情報をどう記載するかも話しあう必要があります。
特に、実習リーダーはこれらを纏める役割もあり、
指導者への挨拶など、教員に聞き、積極的に動くとグループとしての評価が上がります。
ナースステーションにおいては、学生は立っているだけでも、邪魔扱いされることも多々ありました。
ある師長は学生に対して「なんでそんな所に立ってるのよ!邪魔!」と言われたケースもあったそうです。
責任が問われる師長。ピリピリしているのでしょうね。
学生も悪気があった訳ではないのです。
そんな時は、「すいません。」と波風立てずに一言、言いましょう。
また、急性期やモニターのある病棟では、絶対にモニターの前に立たないで下さい。
モニターは、血圧管理、体内酸素、心臓の動きなど、管理が必要な人に使用されています。
つまり、モニター上何か問題があれば、看護師がすぐに駆けつける体制となり、画面上で命を管理しています。
だから、モニターの前に立っていると、すぐに注意が飛ぶのですね。
時には、怒鳴られることもあったようです。
忙しく、疲弊する看護実習で大変ですが、
医療従事者の立場になって、立ち位置に配慮出来るといいですね。